あまりにも簡単なものは削除してあるものもあります。
専用線
インターネットとコンピュータをつなぐ線。じゃ、ダイヤルアップ(一番一般的な方法で、接続プロバイダからIDとパスワードをもらって電話回線で接続すること)とどう違うのかと言えば、回線が早いってのもあるがいくら使っても金額が同じってこととIPアドレスが割り当てられてること。ダイヤルアップでも設定はあるって思うけど、あれは接続してる人にその都度そのIPを貸しているだけで、その人のIPではない。専用線はルーターの先はすぐにインターネット、ダイヤルアップはモデムを出てプロバイダまで行って接続されてからがインターネットなのである。だからIPアドレスが必要になってくるようだ。
LAN
ローカルエリアネットワークの略。つまり、限られた場所のネットワークとなる。例えて言うなら、会社のなかだけで張り巡らされたネットワークの事。イントラネットというのがこれにあたる。
それの逆の意味でWAN(ワールドエリアネットワーク)というのがあるが実際これをインターネットと呼ぶ。
IP(IPアドレス)
インターネットにおけるネットワーク(もしくはコンピュータ)の居場所をあらわすもの。自分で決められるものではなく、接続先のプロバイダと契約したときに与えられる。日本で番号を管理しているのはJPNIC。j実際には、JPNICから割り振られたIPをプロバイダからもらう。
IPにはグローバルとローカルがあって、グローバルっていうのがインターネット上のアドレス、ローカルってのがLAN上の自分のアドレスである。直にPCにグローバルアドレスをはるのもできるが、外部からの侵入を考えるとLANとWANをわけるためにもローカルアドレスをふった方がよい。
ルーター
専用線でインターネットとそのドメイン下のネットワークとをつなぐための中継する機械。ドメイン下のネットワークはインターネットに対して、ローカルネットワークと呼ばれる。ルーター自体にもIPは存在し、これがデフォルトゲートウェイIPと呼ばれている。初心者にはルーターの設定はかなり難しいが、OCNで契約した場合同時にルーターも購入すると設定もしてもらえるのでやってもらった方がいい。ルータでは、LAN内で行うDHCPの役割をはたすものもある。あと、ローカルアドレスをグローバルアドレスに割り振って、インターネットに出ることができるようにするのもルータの役目である。
DHCP
LAN内で使うローカルアドレスを、接続ごとに発行してもらうシステムのこと。これなら多くのPCを使っている場所でそれぞれにIPを割り振る必要もないので便利。小規模なネットワークなら、一つずつにローカルアドレスをふった方が何かと便利なので使う必要はない。DHCPサーバーが実際にあることもあるが、ルータでまかなっていることもある。
ドメイン(名)
そのネットワークの名前(?)。「???.XXX.co.jp」というアドレスの「XXX.co.jp」の部分を指す。では、???の部分は何かというと、そのネットワークのサーバー名になっている。ドメイン名にはファーストレベルから徐々に増えていく。前述のアドレスでさすと一番後ろのjpをファーストレベルドメインから順番に前にいくにしたがって、セカンドレベル、サードレベルとなっていく。アメリカの住所を書くのと同じ。ドメインというシステムはDNSを利用して行われている。
では、よくアドレスを見るとそのあとについている「/****/」は何かと言えば、ディレクトリ名と呼ばれそのネットワークの中の???というサーバーの中の区切られた領域である。わかりやすく言うと、OS上におけるフォルダと同じで???というPCの「****」というフォルダ名を指している。
サーバー
一般的に問い合わせをしてきたコンピュータにサービスをするマシン(もしくはソフトウェア)のことをさす。逆に問い合わせをする機械をクライアントと呼ぶ。DNSサーバー、WWWサーバー、Mailサーバー、FTPサーバーなどがある。
JPNIC
ファーストレベルドメインのJP以下のドメインを管理している団体。日本だからJPというのは有名な話。ほぼ各国にNICと呼ばれる管理団体が存在し、ちなみにファーストドメインがcomで有名なアメリカはInterNICという団体が管理している。そのドメインをとろうと思った場合、そのファーストドメインを管理しているNICに届け出が必要である。JPドメインはJPNICが管理をしてし受け付けているが、各種プロバイダでも受付業務をしていてプロバイダに申請をした方が申請料金が安い。
OCN
NTTが行っているプロバイダのサービス名。専用線サービスのほかにも、普通のダイヤルアップ接続もしている。専用線サービスは他の自社回線を持っている会社も行っているが、日本で一番メジャーなのはここ。
DNS
ドメイン名で記された場所にあるサーバーにたどりつくために使われるシステム。インターネットの世界は場所を探すのに数字を使っているが、それをわかりやすくしているのがドメインという文字で表した名前。文字をそのサーバーを表すIPアドレスに変換するのがDNSというわけ。DNSがうまく働かないとドメイン名を記しただけでは、そのサーバーにはリクエストが届かないのである。
DNSはその管理しているネットワーク上におかれることが多い。DNSサーバーというのはこれを管理しているサーバーのことを指す。その管理しているネットワーク外におくことも可能。DNSはメイン用のプライマリとバックアップ用のセカンダリのサーバーがある。プライマリが何らかの影響で止まってしまうこともあるため、バックアップ用のセカンダリを少なくとも1台以上作らなければいけないとされている。
WindowsNTで動くDNS用のアプリケーションで一般的なのが、BINDとInternet
Infometion Server(IIS)というのがある。
WWWサーバー
HTMLのファイルなどを管理しているサーバー。CGIのプログラムを動かすPerlなどのアプリケーションもここにおかれている。
Mailサーバー
ネットワーク上のメールを管理するサーバー。そのネットワーク上のクライアントの送ったメールを受け取り送信先に送り出す役割と、そのネットワーク上のクライアント宛に送られてきたメールを受け取りクライアントに届ける役割がある。主にSMTPという方法がつかわれている。受け取り側にはPOP3という形式が使われることが多い。Mailサーバー用のアプリケーションとして、sendmailやEMWACなどが一般的につかわれているらしい。
FTPサーバー
HTML以外のファイルを主に扱っているサーバー。主な使い方として、アプリケーションなどのダウンロード用のサーバーとなる。
BINDforNT
DNSサーバー用のアプリケーション。UNIX用のBINDというアプリケーションが大本になっていて、それをNTように移植させたものである。大本がUNIX用だけど、テキストベースの設定方法となっている。
IIS(Microsoft Internet Infomation Server)
NTServerのOSについてくるDNS、WWWサーバー用アプリケーション。最新版がマイクロソフトのHPからダウンロードできる。8月19日現在バージョン4.0。4.0からはマルチサイト機能もつき、1つのサーバーで2つのサイトを管理することも可能になった。
EMWAC Internet Mail Server
メールサーバー用アプリケーション。現在開発は終了していて、バージョンが0.80で止まっています。ですが、フリーウェアでここまで高機能なら問題なしです。