What is Para Para?
〜 パラパラって何? 〜 〜 パラパラの歴史 〜
パラパラの起源はいろんな説がありますが、一番有力なのは70年代後半に一大ブームになった”竹の子族”と言われています。ちなみに竹の子族とは、原宿にあったブティック竹の子のど派手な衣装を着て原宿の歩行者天国でラジカセからながれる洋楽(この頃はUSもの)に合わせ決まった振りをつけて踊っていた若者たちのことです。この頃、ディスコが流行っていたため第一次ディスコブームと言われます。
第二次は80年代に第二次ディスコブームとしてパラパラの第一次ブームが始まります。とはいえこの頃はまだパラパラという名前はありません。有名なディスコ・マハラジャがオープンし、ちょうど竹の子族のあたりの若者が20を越えディスコに行くようになりマイケルジャクソンやペットショップボーイズ、a-haなどのダンス系の洋楽でおどっていました。その頃は、振りを竹の子や星の子、風の子などの名前で呼ばれていましたが、今のパラパラと同じく曲によって決まった振りをすることを指していました。
第二次ディスコブームの後半になると、店によっては風の子禁止とされているところもあったりし、パラパラの普及は停滞させられていました。ただ、この頃ユーロビートという名前でヨーロッパの音楽が入ってきます。最初はバナナラマ(VENUS)やデッドオアアライブ(YOU
SPIN ME ROUND)などでしたが、同時にイタリア系のポールリュカキス(BOOM
BOOM)やマイケルフォーチュネティ(GIVE ME
UP)などが入って来ます。このあたりからディスコでかかる曲の主流がUS→EU→イタリア系と変化が生じるわけです。この頃、初めてユーロを中心としたコンピシリーズ「That's
Eurobeat」シリーズが生まれ、88年のキングコング&DジャングルガールズのBOOMBOOMDOLLARでついにブームが爆発します。そして90年に「SUPER
EURO
BEAT」シリーズが生まれる訳です。90年代に入った頃から全国的にパラパラという名前に定着してくるわけですが、悲しいかなジュリアナ東京とともに第一次パラパラブームは終焉を迎え第三次ディスコブーム(テクノレイブブーム)が到来するわけです。
ちなみにパラパラという名前の由来もいろいろあるのですが、avexのページによると前述のa-haのtakeonmeのイントロの部分をみんなで歌いながら踊っていたから黒服がそう呼んでいたということになっています。それ以外の説であると、パラパラ降るような振りとかが多いから黒服がそう言っていたという説もあります。どちらの説にしても、キーは黒服から発生した名前ということになるようです。
停滞している中も94年頃に第二次ブームが来ていました。その中のヒット曲Try
Meを安室奈美江がカバーし大ヒットを産み、そのあたりからまた徐々に火がついてきます。そしてちょっと下火になり、98年頃から再びブームがやってきて現在の第三次パラパラブームがやってきたということになります。
最近では浜崎あゆみとかの曲を、ユーロビートミックスにしてかかったりもしていますからなじみの深い曲で踊れるってのもいいですね。あとTDLのイベントでミッキーマウスマーチがユーロビートバージョンになったりもしています。ユーロビートの快進撃は続く・・・・のか?